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【厚生労働委員会】現在の年金制度は年金としての役割を果たしていないのではないか

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 本日、衆議院の厚生労働委員会が開催され、ながつま昭は質疑に立ちました。
 冒頭、先日明らかになった年金カット法案の試算について、ながつま昭は、「この試算は子供だましだ」「年金額が減る可能性がある賃金スライドの新ルールが考慮されていない試算だ」「国民が知りたいのは新ルールの導入が、どれだけ年金受給額に影響を与えるかだ」と述べ、政府が新ルールを考慮しない試算を提示したことに強い不満を表しました。
 次に、年金の物差し(基準)になっている、「所得代替率」の算出方法の問題を取り上げました。
 「所得代替率」は『「厚生年金の標準的な年金受給世帯の年金収入」(分子)/「現役男子の手取り収入」(分母)』で算出します。
 ながつま昭は、現行の「所得代替率」について、分母が税・保険料を引いた後の金額(ネット)であるのに対して、分子が税・保険料を引く前の金額(グロス)であることを問題視。アメリカ、イギリス、スウェーデンやOECDでは分母と分子が、「分母がグロス(ネット)ならば分子もグロス(ネット)」というように統一して算出されていることに触れ、日本も統一して算出するべきではないか、と提案しました。
 ながつま昭が国会図書館の協力で算出した試算結果によると、モデル世帯の「所得代替率」は、分母・分子をグロスに統一した場合で50.9%、ネットに統一した場合で53.9%となり、政府の財政検証の値である62.6%より低い数値が出ています。
 最後に、ながつま昭は、2013年以降、高齢無職世帯の家計収入の赤字が拡大していることに触れ、「年金制度の脆弱さのため、高齢者の生活保護が増えるようになってはならない」「年金制度が持続しても国民の老後の生活が破たんしたら意味がない」と述べ、年金制度の抜本改革の必要性、イギリスのペンションクレジットをはじめとする新たな公的扶助制度の導入などについて、強く要請しました。




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