歩きタバコ規制法案(軽犯罪法改正案)
■2004/11/25 監修料隠しを許さない「倫理法改正案」、歩きたばこを規制する「軽犯罪法改正案」を提出
本日、ながつま昭が中心となり立案した、「国家公務員倫理法及び自衛隊員倫理法の一部を改正する法律案」「軽犯罪法改正案」、2案を衆議院に議員立法として提出した。多くの民主党議員や衆議院法制局、行政当局からのご協力、アドバイスに感謝申し上げます。
現在、倫理法では、監修料など謝礼を受け取った場合、課長補佐級以上は、「5000円以上は報告」、「2万円以上の場合は公開」が義務付けらている。しかし、これを逆手に取ってか、平成15年度、厚生労働省・社会保険庁は公表義務の無い係長以下が監修料を受け取ったことにしており、倫理法逃れの疑いがある。
そこで、今回、謝礼を受け取った場合、これまで課長補佐級以上に義務付けられていた公表等を、全職員に広げる改正案を提出した。
倫理法は旧大蔵省の過剰接待事件(ノーパンシャブシャブ事件)をはじめとする不祥事をきっかけに制定された。かつては、課長補佐以上の、いわゆる偉い人が、過剰な金品をもらって問題になったが、現在は、倫理法を逃れるためか、係長以下に隠れてしまった。
歩きたばこ規制法は、2002年6月にも衆議院に提出したが、廃案となった。皆様から成立を望む声が寄せられ、今回再提出となった。
たばこの熱による危険に注目した法案。歩きたばこは、雑踏の中では、結果的に、高温(700℃前後)の危険物を振る行為となる。大人の手の高さに、子どもの顔が位置することもあり、過去、眼球火傷をした子どもや、まぶたを火傷して救急車で運ばれた子どももいる。
条文では規制の対象は、「公共の場所又は公共の乗物において他人の身体に対して熱による危険を及ぼさせるような仕方で喫煙した者」である。
(参考)法案提出者衆議院議員氏名
「国家公務員倫理法及び自衛隊員倫理法の一部を改正する法律案」 経過 本文
長妻昭 中根康浩 五十嵐文彦 松崎公昭 安住淳
長妻昭 石毛えい子 小宮山洋子 宇佐美登 加藤公一 市村浩一郎