理念・政策の方向性(自公政権との対立軸)

力の発揮を邪魔する壁をぶち壊せ!
~生きる喜びを倍に 生きる辛さを半分に~

 生かされている命、一度きりの人生ーー。
 誰もが初めは、人のために役に立ちたい、自分の力を社会で活かしたいと思うのではないでしょうか。
 しかし、今、富とチャンスが偏る様々な壁に邪魔されて、一人ひとりの力が十分に活かされる環境にはありません。
 生まれる家によって受ける教育に大きな差がつく教育格差の壁や低賃金・非正規雇用の壁、年金格差の壁など多くの壁が厚く高くなっています。「格差拡大に無頓着な政治」を変えなければなりません。
 また、日本ではジェンダー平等が謳われてはいますが、依然として男女格差の壁が厚くそびえ立ち、多くの力が活かされていません。「多様性を認めない社会」を政治が大きく変えて、様々な生き方を受け入れる社会にしなければなりません。
 多様性を認めない社会では集団同調圧力も強くなり創意工夫も潰されてしまいます。
 さらに、「行き過ぎた自己責任論」が広がったことで、困難に直面しても、自分で抱え込み、声を上げられない現実が広がっています。自己責任の壁、とでもいうべき壁が厚く高くなっています。数々の問題が表面化せず、解決策が遅れ、社会の活力がどんどん失われてしまいます。
 「格差拡大に無頓着な政治」「多様性を認めない社会」「行き過ぎた自己責任論」を大転換させ、力の発揮を邪魔する壁を、ぶち壊さなければなりません。
 一人ひとりの持てる力が十分に発揮できる土壌を作り上げることで、「生きる喜びを倍に、生きる辛さを半分に」となる政治を実現すべく、全力を尽くしてまいります。

長妻昭事務所作成

※政策の方向性の違い(解説)

〇現状維持→変化しても安心感
 社会の変化に応じて自分の立場・役割が日々変化していきます。自分が、どんな変化に見舞われても社会に支援体制があることで不安に駆られない、安心でいられる、そのような社会システムを構築します。

〇上から→下から
 現在の政治は、何事も「上から」政策を下ろしていく発想です。
 例えば、まず、組織に補助金や支援策を提供すれば、その組織にいる人たちも支えられるだろう。まず、豊かな人や強い組織を支援して、そこが潤えば、どんどんその恩恵が下まで滴り落ちて(トリクルダウン)全体が潤うはずだ。こんな発想でした。 
 しかし、そうではなく、逆に、下から政策を上げていくという発想が重要です。
 まず、個人を支援することで結果として組織も良くなる、家計に直接支援することで、全体が潤う、このようなボトムアップの思想で従来の社会政策を大転換しなければなりません。 

〇閉じる→開く
 同質の発想で閉鎖的な政治、これが日本が世界に後れを取る、大きな要因です。風通しよく、隠ぺいせずに公開し、同質でなく多様な発想を持つ多様な人たちを取り込んで政治はなされなければなりません。

〇過度な自己責任論→社会で支える
 行き過ぎた自己責任を広める政治ではなく、社会で支える制度を作り上げ、社会で支え合う仕組みを作る政治でなければなりません。
 自己責任を政治が過度に言い過ぎることは政治の責任逃れにつながります。