日々の活動(旧)

2009年06月02日

2009年6月2日(火) 現実を踏まえた年金制度の検証を

本日は、民主党の年金問題に関する部門会議が開催され、ながつま昭も出席しました。
厚生労働省は、年金の給付水準について、「モデル世帯」の所得代替率(※)が50%を上回る給付水準を将来にわたって確保することを法律で定めています。
問題は、「モデル世帯」以外の単身世帯や共働き世帯の所得代替率が、50%を下回ることです。また、「モデル世帯」であっても、結婚前の女性が半年間働いた場合、所得代替率は50%を下回ります。
今後、単身世帯や共働き世帯が増える可能性があります。また、現実には、結婚前に半年間以上働く女性は数多くいます。
ながつま昭は、「モデル世帯」にこだわることをやめて、現実を踏まえた試算をするよう要請しました。

※所得代替率とは、世帯の標準的な年金額が、現役世代の平均的な手取り賃金の何%に当たるかを示す値です。