2013年05月02日
2013年5月2日(木) 国立遺伝学研究所を視察
「教育や環境によって、遺伝子は活性化する」――。本日午前、静岡県三島市にある国立遺伝学研究所にお邪魔した。説明では、教育や環境によって遺伝子のシトシンがメチル化すること等で、遺伝子が活性化することがある、との話。遺伝か環境か、の二者択一論でなく、それぞれが影響しあうということであった。ねずみの遺伝研究や遺伝子解析のスーパーコンピュータも拝見した。
今後、人間の遺伝子解析が進めば、その人の寿命や病気が的確に予想できるかもしれない。新薬開発、疾病予防にも期待される遺伝研究は、欧米に後れをとり、中国が猛追している。力を入れるべき分野である。
※ 写真は、遺伝実験のラットを見ているところです