日々の活動(旧)

2015年01月11日

2015年1月11日(日) 脳科学者の茂木健一郎先生と対談 

脳科学者として多様な分野で活躍している茂木健一郎さん。名古屋での討論会を終えて東京に戻った長妻昭さんが、10日夜、はじめて茂木さんと対面しました。話題は多岐に及びましたが、とくに印象的だったのはリーダーのあり方についてでした。長妻さんが話題にしたのは「内向型」と「外向型」という問題です。

世界的な指導者でいえば「インド独立の父」と評価されているマハトマ・ガンディーが「内向型」のひとりです。長妻さんもご自身を「内向型」と自認しています。茂木さんが「内向型」を評価するのは自省的であることです。政治家には「外向型」が多いのですが、そこにはリップサービスをふくめ、演出が全面に出ることがあります。そうではなく現実を真っ正面から見据えて着実に行動する政治家がいま必要とされていると茂木さんはいいます。

茂木さんはいま話題になっているトマ・ピケティの「21世紀の資本」についても触れました。ピケティについては格差是正で一人ひとりの能力を活かすことを政策の機軸に置いている長妻さんの問題関心でもあります。短い対話でしたが、長妻さんはいずれ時間をとって「脳と人間」について話を伺いたいと語っていました。長妻さんを民主党の代表にと訴える茂木さんからは「素敵なひとですね」と感想がメールで寄せられました。