日々の活動(旧)

2015年04月19日

2015年4月19日(日) 枝野幸男幹事長来る 矢部一(やべはじめ)渋谷区長候補と街頭演説

※党HPより転記

統一自治体選の後半戦が告示された19日夕、長妻昭代表代行、枝野幸男幹事長は渋谷区長選挙に立候補した矢部一(やべ・はじめ)候補、民主党公認の渋谷区議会議員候補とともに京王線笹塚駅前で街頭演説を行った。

矢部一渋谷区長候補

矢部候補は「今の渋谷区政を変えるには情報公開が必要だというのが区民の一致した意見だ。情報公開日本一の渋谷区政を実現していく。渋谷区役所の建て替えに当たっては情報公開と区民の声を反映する形を徹底し、デジタル化と耐震強化を実現するとともに、NPO活動の拠点や高齢者などの見守りネットワークの拠点、企業の情報発信拠点を区役所内に多数配置することで、すべての人を置き去りにしない、1人の取りこぼしもない区政を実現していく」などと区政についての考えを力強く表明。
戦後70年を迎えることにも言及し「国民の権利を守るために国家の権力の暴走に歯止めをかけるためのものであったはずの憲法を、安倍政権は国民をしばるものに変えようとしている。この流れを 食い止めなければならない。私は64歳の人生を平和国家のなかで戦争を知らずに生きてきたが、自治体が連携し、国に声を届けることで戦後70年続いてきた平和国家を維持することに取り組んでいく」と語った。

矢部候補は28歳から渋谷区議として区内の自治権拡充に取り組む中で、より大きな枠組での改革の必要性を痛感、34歳からは東京都議として都営大江戸線、地下鉄副都心線の建設に尽力。一方で芸術文化振興議員連盟の会長を務めるなど、東京、渋谷の魅力をハード、ソフトの両面から高めるために奔走してきた経験も持つ。

長妻昭代表代行

長妻代表代行は「渋谷区では、改修した建物がまた解体されるなど、区長の意向で政策がころころ変わり税金のむだ遣いが横行してきた。矢部さんに区長になってもらって税金の使い方を総点検したい。税金の無駄遣いがなければやれることは山ほどある」と述べ、災害に強いまちづくり、精神障害者や1人暮らしの高齢者やシングルマザーの支援、格差が拡大するなかで区内の公立中・高校生の3人1人が利用している就学援助の拡充、介護・医療現場が連携して行う高齢者の見守りネットワークの構築などを列挙。「矢部さんを当選させることで、矢部さんが言う『1人も置き去りにしない区政』を実現しよう。『この道しかない』と訴える安倍内閣がおかしな道に行ったときに、歯止めをかける政治勢力を地元でも育ていただきたい」などと矢部区長候補や民主党区議候補への支持を訴えた。

枝野幸男幹事長

枝野幹事長は「株価を上げるといった打ち上げ花火のような派手な印象の政策ばかりが先行する安倍政権のような政治では地域で暮らす一人ひとりの暮らしは良くならない。日々の暮らしと結びついた地道な政治に取り組む民主党議員こそ地元議会に送ってほしい。東京都で港区に次いで税収がある渋谷区に暮らしている皆さんは、払っただけの税金に見合う政治の実現を区政に求めていかなければならない。老後の安心、子育ての安心、教育の拡充、住みやすい環境の実現を委ねられるのは矢部候補と民主党の区議候補だ」などと支持を呼びかけた。

街頭演説会では渋谷区議選に民主党公認候補として立候補している芦沢一明(あしざわ・かずあき)、吉田佳代子(よしだ・かよこ)、治田学(はるた・まなぶ)、太田哲郎(おおた・てつろう)各候補も揃ってマイクを握り、「これまで閉ざされてきた区政を開き情報公開を徹底していきたい」「区長と一緒に区政を区民に取り戻していく」「区長にすべて賛成するわけではなく、緊張した協調関係を保ち、言うべきことは言い、区民が求める政治を実現する」と訴え、その実現に向けて議会に送ってほしいと語った。