2015年04月24日
2015年4月24日(金) 厚労委員会 医療保険制度法案に反対
本日、衆議院の厚生労働委員会が開催され、「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案」の質疑と採決があり、民主党は同法案に反対しました。
民主党は「生活者」の立場に立って生活の充実を目指す「生活起点。」の理念の下、医療を含め、社会保障の充実と安定化に全力を挙げて取り組んでまいります。
<民主党が法案に反対した主な理由>
〇本法案は、高齢者医療制度の抜本改革が盛り込まれておらず、取れるところから取るというだけの辻褄合わせの見直しである。
〇後期高齢者支援金を全面総報酬割にすることについて、国保の効率化の改革が十分なされていない現時点で実行することは、負担が増える被用者保険の被保険者の理解が得られない恐れがある。
〇新たに盛り込まれた患者申出療養に以下の問題がある。
・医薬品等の審査が、短期間で持ち回りで行うことも可能とされているため、適切な審査がなされるか疑問が残る。
・患者の申出が起点であるため、責任が患者に負わせられる恐れがある。
・情報の非対称性により患者が適切な医薬品や治療方法を申し出ることができるかどうか疑問が残る。