2011年04月08日

岩手県内の各被災地を視察

 本日、ながつま昭は、岡田克也幹事長等とともに、震災で被害を受けた岩手県内の宮古市、山田町、大槌町、釜石市を視察しました。
 津波で海岸沿いの集落が大打撃を受けた宮古市では、山本正徳市長らと懇談。山本市長は、「漁港が復活すれば人々も元気になる」との期待を示し、仮設住宅の建設と並行して地元の雇用創出などを求めました。
 町民約580人が町内の高校で避難生活を送っている山田町と、加藤宏暉町長ら多くの職員が亡くなるなど壊滅的被害を受けた大槌町では、沼崎喜一山田町長及び東梅政昭大槌副町長から、それぞれ状況報告を受けました。
 多くの方が避難されている、山田高校、大槌町中央公民館では、仮設住宅の早期建設をはじめ、被災者のニーズに沿った支援の必要性を痛感しました。
 釜石市では、野田武則釜石市長のとともに釜石港を視察した後、市長等から状況報告を受けました。
 市側は、「企業の多い釜石では、企業の再開こそが町再生のスタートである」と述べ、産業基盤再建に向けた政府の支援を要望。「岩手では特に水産加工業が盛んであり、生産・加工・流通の6次産業化を実現していきたい」と語りました。
 被災地を視察し、被害の甚大さを改めて実感するとともに、復興に向けて「新しい東北をつくる」必要性を痛感しました。ながつま昭は、被災者支援、被災地の復旧・復興に向けて全力で取り組んでまいります。