写真日記

2017年10月02日

枝野幸男代表とともに立憲民主党で選挙に臨みます

 本日、ながつま昭は、枝野幸男代表の立憲民主党に参画することを決断いたしました。
 以下は、記者会見の際の、ながつまの発言です。

 私の政治家としての行動の軸は、あるべき社会像を実現することだ。このために自分がどこに身を置くのが最もいいのか、こういう観点から行動をこれまでもしてきた。これまでは民進党という政党に身を置いていたが、その民進党では今回立候補できなくなった。
 では、どの立場で来るべき総選挙を戦うのが最適なのか。目指すべき、あるべき社会像を実現するためにどういう立場に身を置くのが最適なのか。熟慮に熟慮を重ねた結果、私は希望の党には行かずに枝野さんがつくる立憲民主党に行くという決断をした。
目的はあるべき社会像、多様な価値を認める、ともに支え合う社会をつくる、居場所と出番のある社会をつくる、こういう社会像だ。
 今の日本はせっかく力を発揮しようと思ってもそれを邪魔する壁がたくさんできあがっている。長時間労働や非正規雇用が4割を超える雇用格差の壁や生まれた家庭によって受ける教育レベルが全然違う教育格差の壁や同じ仕事をしても賃金が全然違う男女格差の壁、こういう壁がたくさんあって、それを取り除く、それで日本はもっと良くなる。力が最大限発揮できる社会をつくる、こういう社会像だ。
 もう一つこだわっているのは多様な生き方や価値を認め合っていくということだ。例えば家族の形態でもこれがあるべき家族像だと、こういう押しつけはダメだと。一つの価値で染め上げるのではない多様な価値や生き方を認め合うことが何よりも重要だ。そのことこそが日本全体の力を引き出す源になる。
 もう一つ、国家権力は内心の自由には踏み込まない。これも大変重要なことだと思っている。先の共謀罪はじめどんどん踏み込んでいく今の政治を変えなければならない。そして3番目としては社会を分断化している格差をこれをできる限り是正していく。
 この大きな原則、3点に基づいて自分の身を置く最適な立場はどこかと考えたとき、立憲民主党、枝野さんともいろいろ政策を話し合った。最適であると考えて今回の決断に至った。
 目的は自公政権を終わらせる。安倍内閣を倒して新しい政権をつくっていくということなので、この目的の下、今の自民党政権、自公政権これを倒していくということに全力を尽くしていきたい。
 北朝鮮の問題も相当いわれている。私自身は専守防衛の範囲の中で国の守りを鉄壁にしていくことが必要であるという考えを持っている。何かいろいろな報道などを見ていると、長妻は何か左の方で、リベラルで、それを切るんだというような報道があるが、不思議なのは自分ではそういう立場という感覚を持って政治家をやっているつもりはない。はじめて当選した頃はおそらく政治家の中でも真ん中の方に位置していたのではないか。思想信条は変えたつもりはないが、世の中が相当右に寄ってきているのではないか。