写真日記

2022年07月28日

【新型コロナウイルス対策本部】医療現場を守るための早急な対策を政府に求める

立憲民主党は7月28日、国会内で新型コロナウイルス対策本部(本部長:長妻昭衆院議員)を開催し、(1)最近の感染状況等に関する政府よりヒアリング(2)第7波における医療提供体制の現状と課題等に関する岡秀昭埼玉医科大学教授・感染症専門医よりヒアリング(3)保育士等の4回目ワクチン接種対象化の前倒し・迅速化等を求める申し入れ及び政府・与野党連絡協議会の要望事項について、議員間協議を行いました。

長妻本部長は「1カ月遅れの医療従事者への4回目ワクチン接種等、後手後手はやめてほしい。この遅れが、今の医療ひっ迫に拍車をかけたのは間違いない」と政府の対応を強く批判しました。先週の日本の新規感染者数が世界最多であったことを指摘し、「政府が行動制限はしないというメッセージを流し続け、一方で運転手等の感染により公共交通機関が運休する事態が起きている」として、政府に「間違った対応を繰りかさえないように」と強く求めました。

参加議員からは、病床の実働可能な数を把握しているのか、保育園が休園し、それにより医療介護が回らなくなっていることへの対応、政府として何等かの行動制限が必要ではないか等について質問、意見が出ました。

岡秀昭埼玉医科大学教授・感染症専門医からは、現在の病院の実態等について話があり、医療現場の実態、救急の搬送率等を早急に把握すること、医療現場を守る観点から検査、証明書のあり方の見直し等の提案がありました。

参加議員から「医療現場を守るために何らかの行動制限が必要ではないか」「医療従事者に例外規定を設けて、一定の条件で待機日数を減らす等2類と5類の中間で対応できないか」等の意見が出ました。

対策本部ではまた、本日18時過ぎに厚生労働大臣に要請する予定の「保育士等の4回目ワクチン接種対象化の前倒し・迅速化等を求める申し入れ」について討議をしました。