写真日記

2025年06月29日

新潟の打越さく良参議院議員の集会でごあいさつ

長妻昭代表代行は6月29日、新潟県燕市で開かれた打越さく良議員の集会に参加し、自公の過半数割れで政権交代の可能性もあると、参院選の重要性を訴えました。この日の集会には、菊田真紀子衆院議員も参加しました。

打越議員は、「一生懸命お米を作ってきたが、資材も高くなり割に合わない」「物価高で食費も大変」「就職氷河期世代で、賃金もずっと低く、非正規でこれからの年金も心配」「地域の医療や介護現場で働いてきたが、待遇が低いまま」など、多くの意見を聞いてきたと述べ、新潟県内の声、地方の声をこれからも国政に届けていくと訴えました。

年金改革法案の修正ができたことに打越議員は、「昨年の衆院選で、野党が衆院で多数を占めることができた結果だ」と述べた一方で、「ガソリン暫定税率の廃止法案は、衆院は通過したが参院では採決までいかないで閉会してしまった」と報告。「こんなことでは、地方の声に耳を傾ける政治にはならない」と指摘しました。

介護従事者の皆さんの現状を取り上げた打越議員は、「私の母も介護等のお世話になり、支えてくれるプロの皆さんがいたからしっかりと看取ることができた」と述べた上で、「私たち立憲民主党は、訪問介護の基本報酬の底上げや介護現場の方たちの賃上げ法案を提出させていただいた。人の命と暮らしを支える。それこそが政治の責任。数の力を私たちが持たなければ、一人ひとりを支える政治にはならない」と話し、いっそうの支援を訴えました。

打越議員は農政について、「お米を作ってきた皆さんの声に耳を澄ませてこなかったから生産基盤が弱まってしまった。これは農家だけではなく、消費者にも跳ね返ってくる」と現状を述べ、立憲民主党は、「持続可能な農業政策のために、食料と農地を守る直接支払制度『食農支払』を提案している」と訴えました。

長妻代表代行はあいさつで、打越議員について、「日本の人権問題、格差や多様性という問題に体を張って取り組んでいるかけがえのない人物だ」紹介。多くのご支援をいただきたいと述べました。

今度の参院選について「自民・公明が16議席減らすと過半数割れになる可能性がある。そうすると政権交代をする可能性も出てくる」と、この参院選の重要性を指摘しました。

長妻代表代行は、「消えた年金問題を皆さんにチェックしていただくために、持ち主不明年金記録を検索するコーナーを、日本年金機構のWEBサイトに作った。年金生活者支援給付金という、年金額が低い方に上乗せする制度などを一歩一歩進めてきた」と述べ、立憲民主党という政党は、社会保障制度に特に責任を持つ政党だと力を込めました。