2008年03月04日
2008年3月4日(火) 年金問題に関する総務・厚労合同部門会議開催
本日、ながつま昭は、民主党の「消えた年金」問題に関する総務・厚労部門会議に出席いたしました。
政府が、年金の記録回復の切り札として実施した、ねんきん特別便を受け取った方のうち、「訂正の必要なし」と回答した17,103人の記録の約8割に不備がありました。
これは、ねんきん特別便の内容が、記録の不備に気づきにくい記載となっていることに起因します。記録を工夫して示すなど、民主党がかねてより提案してきた方法を早急に実施すべきです。
年金記録の窓口対応も混乱しています。
窓口に来た方に対し、社会保険庁が把握している記録のうち、何を、どこまで伝えるかは記録確認作業の根幹に関わる問題です。
しかし、本日の会議では、社会保険庁の担当者によって、伝える情報に関する見解が異なっていました。本庁職員の見解が、人によって異なるようでは、指示を仰ぐ社会保険事務所の現場は混乱してしまうでしょう。
社会保険庁の対応に共通することは、受給者や被保険者に対する思いやりのなさです。被害者の立場に立って誠実に対応するべきです。