日々の活動(旧)

2013年10月29日

2013年10月29日(火) 社会保障総合調査会に出席

 本日、ながつま昭は、社会保障総合調査会に出席しました。ながつま昭は、同調査会の会長を務めています。本日は、東京大学大学院の武川正吾教授をお招きし、社会保障の国民負担のあり方についてのお話しいただきました。
 三つの常識のウソを説明いただきました。一つは、国民負担率は低ければ低いほど良いというウソ。国民負担率を無理に抑えると、自己負担や家族の負担などが増加して、国民全体の負担が増え、格差が拡大しかねないこと。二つ目は、所得制限をかけると予算を効果的に使えるというウソ。社会保障で所得制限をかけると真に必要な人に届かなくなり、事務コストも増大になるなどマイナス面が大きいこと。三つ目は、累進性がある所得税が、逆進性があると消費税よりも格差是正に優れているとは一概に言えないこと。
 多くの議員が参加して、非常に貴重な議論ができました。武川教授に感謝します。