2013年05月26日
2013年5月26日(日) 佐賀市で講演
本日、ながつま昭は、佐賀県佐賀市にお邪魔し、講演をしました。
講演のなかで、ながつま昭は安倍総理の経済政策について「期待に訴えてインフレを起こそうというもので、国民の収入が上がらなければどんどん物を買おうということにはならないが、この『収入が上がる』という部分が非常に難しい。株や土地の資産バブルがはじければ、就職氷河期のようなことが再びやってきて、格差も拡大する」と批判しました。
その上で、「安倍総理と民主党では目指すべき社会の姿が違うと感じる。安倍総理は国民が自立することを求めるが、自立できない人は決して怠けている人だけではない。貧困層が上に上がれない現状を変えていかないと、社会全体の力は強くならな
い。社会保障は決して経済成長のお荷物ではない」などと訴えました。
また、安倍首相が意欲を見せる憲法改正についても言及し、「自民党の言う国防軍や石原さんの言う核武装のシミュレーション、かつて戦場に行ったことのある世代が減り、こういう話がすーっと通ってしまうと、日本がおかしな所に行ってしまう。天災も戦争も忘れたときにやってくる危険性が高い」と警鐘を鳴らしました。