日々の活動(旧)

2014年09月25日

2014年9月25日(木) 中野区で認知症サポーター養成講座

 本日、ながつま昭は、認知症サポーター養成講座を開催しました。お忙しい中、ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。
 認知症サポーター養成講座とは、認知症に関する正しい知識と理解を身に付けた『認知症サポーター』を養成するため、「認知症とはどういうものか」「認知症の症状」「認知症の診断・治療」「認知症予防についての考え方」「認知症の人と接するときの心構え」などについて講義を受ける取り組みです。
 介護保険を受けている方の内、実に8割が認知症です。また、認知症の方を介護する場合、深夜も介護が必要であることから、介護離職せざるを得ないという方が年間10万人もおられるという現状があります。介護離職をする方が増えれば、国の財政にも大きく関わりますので、認知症対策は経済成長の基盤を作る上でも非常に重要です。さらに、2025年になると団塊の世代が75歳以上になり、これまで以上に認知症が社会問題となりかねません認知症は初期の対応が非常に大事です。
 要支援の方に対する認知症対策は、これまで以上に強化すべきであり、主に地方自治体ごとの事業だけに委ねるといったことには非常に懸念を抱いています。
 認知症サポーター養成講座の最後には、独立行政法人長寿医療センターが認知症予防として実施している「コグニサイズ」という取り組みをご紹介し、ご参加された皆様に実際に体験していただきました。