日々の活動(旧)

2015年01月10日

2015年1月10日(土) 年金積立金 新基準だと最大損失額は2倍に

ながつま昭の質問主意書で、驚くべき事実が明らかになった。
政府は9日の閣議で、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が決定した国民年金・厚生年金の積立金の新たな運用方針を、リーマンショックが起きた平成20年度に当てはめて試算すると、約26兆円の損失が発生するなどとした答弁書を決定した。
公的年金の積立金を運用するGPIFは、去年10月、国債などの運用比率を引き下げる一方、国内株式と外国株式の割合を引き上げるなどとした、新たな運用方針を決めた。
答弁書では、この運用方針を、いわゆるリーマンショックが起きた平成20年度に当てはめて試算してみると、収益率はマイナス21.2%で、金額にしておよそ26兆2000億円の損失が発生するなどとしている。
一方、リーマンショックが起きた平成20年度を含む、平成16年度から25年度までの10年間で試算してみると、新しい運用方針での収益率はおよそ4.3%となり、実績の3.2%より収益が大きくなるとしている。
また、答弁書では、新たな運用方針で今後想定される最大損失額はおよそ21兆5000億円で、従来の運用方針で想定されるおよそ10兆4000億円の、2倍余りになるとしている。
ながつま昭は、国民の皆様の年金を守ります。
※写真は、本日開催された街頭演説後に大阪の皆さんにご挨拶しているところです。