2015年02月03日
2015年2月3日 (火)「共生社会創造本部」第1回総会を開会
民主党は3日午後、「共生社会創造本部」(本部長・岡田克也代表)第1回総会を国会内で開き、同本部の役員構成を確認するとともに、今後の議論の進め方等について参加議員間で意見交換をしました。また、総会開会に先立ち、党本部で看板掛けをしました。
ながつま昭は、同本部の本部長代行として、岡田代表も下で、とりまとめの責任者となりました。
岡田代表はあいさつの中で「先ほどこの本部の看板掛けをしてきた。選挙対策本部以外で看板を掛けるということは非常に珍しいことだ。そこに、この本部にかけるわれわれの思いが集約されている」「この本部を設けるにあたり、代表選挙までさかのぼる話だが、3人で議論をしていて、かなり共通することを言っているのではないかと思っていた」と述べました。
「この本部で議論することは、まさしく民主党の1丁目1番地ではないかと思っている。格差拡大は先進国共通の現象だとは思うが、格差がいつの間にか広がってしまった日本をしっかりもう1回立て直し、格差の少ない社会という新しいモデルを日本が作っていくという気概を持って取り組んで行く。最終的には政策としてしっかり作り上げていく」と岡田代表は同本部の目的を説明しました。
会議終了後に、ながつま昭(本部長代行)が記者会見し、「今日はのべ22人の議員から意見を聞いた。格差の是正は経済にとってプラスだが、経済を伸ばすためだけではなく、社会の安定化につながるという指摘など、いろいろな意見があった」と報告。今後は6人の幹部が統一自治体選を見据えて全国を回って格差の現場や民主党が目指す社会像に関わる現場を視察し、週に1回の定例会議ではヒアリングをしながら、2016年の参院選までに中間取りまとめを行う考えを表明しました。
同本部の役員構成は以下の通り
*本部長 岡田克也(代表)
*本部長代行 長妻昭(代表代行)
*幹事 神本美恵子(副代表・男女共同参画推進本部長)、古川元久(税制調査会
長)、福山哲郎(幹事長代理)、辻元清美(政策調査会長代理)、大塚耕平(参院政
審会長)、山井和則(ネクスト厚生労働担当)、田嶋要(エネルギー環境調査会事務
局長)