2011年06月16日
厚生労働大臣経験者で社会保障政策の意見交換
本日、『あるべき社会保障と財源を考える会』の第6回会合が開催されました。
本日の会合は、「歴代厚生労働大臣による社会保障政策意見交換会」と題して、坂口力元厚生労働大臣、尾辻秀久元厚生労働大臣をお招きし、ながつま昭を含め、3人の厚生労働大臣経験者が、社会保障の哲学、ビジョンなどについて意見交換をしました。
ながつま昭からは、
?これからの社会保障は、「機会の平等」を後押しし、多くの方がチャレンジできる社会を実現する、参加型社会保障(ポジティブ・ウェルフェア)を基本理念として進めていく必要があること、
?社会保障を通じた経済成長を実現するための施策の充実が必要であること、
?少子高齢社会を克服するためには、中学校区で一通りの福祉サービスが受けられる福祉自治区を創設することが必要であること、などの社会保障に関する基本的な考えを示しました。
また、会合終了前の挨拶で、「今後も、社会保障に関する与野党の対話を進め、意識を共有していきたい」と述べるとともに、坂口元厚労大臣、尾辻元厚労大臣に感謝の意を表しました。