2013年11月13日
2013年11月13日(水) 財務金融委員会で質疑
本日、衆議院財務金融委員会が開催され、「金融機関における反社会的勢力との取引」について質疑が行われました。
ながつま昭は質疑に立ち、午前の参考人質疑では、参考人のみずほ銀行頭取に対し、まだ公表されていない反社会的勢力への融資はあるのかという点を中心に質疑をしました。これに対し、みずほ銀行頭取は「みずほ銀行としても反社会的勢力との取引はある」と述べました。取引開始後に反社会的勢力の認定が行われたり、反社会的勢力が会社の役員として入ってくることもある。反社会的勢力と認定された案件については「取引解消に努めている」と述べましたが、具体的な取引社数についての言及はありませんでした。
午後の質疑では、麻生太郎財務大臣に対し、反社会的勢力への融資の問題が会議資料としてあがっていた8回の会議の資料を、金融庁が検査を実施した際に確認していたのかという点について質疑しました。8回分の会議資料を提供されたにもかかわらず、金融庁は見ていなかったという信じられない答弁でした。最後にながつま昭は、金融庁の取り組みをただすため、今後、畑中龍太郎金融庁長官を財務金融委員会に呼ぶよう求めました。