国会質疑

2014年11月13日

2014年11月13日(木)  エボラ熱、年金積立金運用、塩崎厚労大臣を質す

 本日、衆議院の厚生労働委員会が開催され、ながつま昭は質疑に立ちました。
 感染症法改正に関する質問の中で、ながつま昭は、日本ではエボラ出血熱などの最も危険なウイルスを扱う施設(P4施設)が無いことに触れ、「ウイルスは国家存亡の危機につながりかねない問題であり、現在進めている施設が稼働できないとすれば、代替施設の設置を含めて早急に進めるべきだ」と強く要請しました。
 国民年金・厚生年金の保険料を原資とする年金積立金の運用についてポートフォリオの株の比率を大幅に引き上げた件について、ながつま昭は、「年金積立金のポートフォリオを変更すると同時に年金積立金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のガバナンス改革も実行するとしていたはず」と質し、ガバナンス改革が進んでいないまま、ポートフォリオを変えたことに疑念を呈しました。さらに、「ポートフォリオを変える前と後でリスクは高くなったのか低くなったのか」と質問したところ、塩崎厚労大臣は答弁できず、たびたび委員会が止まりました。
 株の比率を上げた場合の年金積立金の損失リスクが上がるのか下がるのかは、国民の皆様の年金受給や保険料設定に直結する大問題です。国民生活に直結する問題でありながら、塩崎厚労大臣の説明は最後まで明確ではありませんでした。この問題は引き続き粘り強く取り組んでまいります。