2014年09月17日
2014年9月17日(水) 党研修会の後、大船渡、陸前高田市を訪問しました
党研修会の後、大船渡市、陸前高田市を訪問しました。
まず、大船渡市魚市場を訪問しました。建設の途中で震災に見舞われてしまいましたが、遅れて今年、最新の鮮度保持システムや競りのITシステムが充実した立派な市場が完成しました。大船渡は、有数の秋刀魚水揚げ量を誇ります。より高く売ることのできる港に船が集まり、また、加工技術や流通等が充実しているか否かが勝負とのことでした。しかし、震災前に比べて働く人が激減してしまっています。
次に津波で流された大船渡駅を訪問し、復興の現場を視察しました。線路から海側は、商業地に限っており、居住者との丁寧な調整をしているとのことでした。市長にもお会いしました。厚労省職員が大船渡市に部長で出向し、地域包括ケアに取り組んでいるとのことでした。
最後に陸前高田の海岸沿いにある、一日トラック4000台分の土砂を運ぶことができるという巨大ベルトコンベアーを視察しました。山の土を削って、その土を低地に運び、かさ上げして津波に見舞われない住宅地に造成しています。発災直後に、岡田克也・安住淳両衆議院議員と陸前高田の海岸に来てから3年半が経ち、様変わりしていました。奇跡の一本松も久しぶりに拝見し、感慨深かったです。
復興について、特に福祉分野には継続的に取り組んで参ります。