2015年02月12日
2015年2月12日(木) 「学生寮あしなが心塾」を訪問
本日、ながつま昭は、党共生社会創造本部(本部長・岡田克也代表)は12日夜、岡田克也代表、神本美恵子副代表、山井和則衆院議員とともに、東京都日野市の「学生寮あしなが心塾」を訪問し、1人親家庭の実情や進学の際の問題点などを寮生からおききしました。
同塾は、早くに親を亡くした1人親世帯や生活保護世帯の子どもでも東京都内の私立大学に進学することができるようにと、2006年から運営されています。寮費は月額1万円で朝夕2食が付いている。現在同塾では海外からの9人と合わせて男女80人の寮生が生活をともにしています。
あしなが育英会理事の工藤長彦塾頭の案内で塾内の食堂、居室などの施設を視察しました。併設されている、さまざまな理由で親を亡くした遺児の心のケア施設「あしながレインボーハウス」も視察しました。
視察後の寮生たちとの懇談・意見交換では、現在の児童扶養手当や遺族年金が高校卒業で打ち切られ、専門学校や大学への進学費用がまかなえないという問題点や「大学で学んだ後に、弱い人の立場に立った仕事をしたい」という意見などが出されました。
視察終了後に、ながつま昭は、「この寮に住んで大学に行ける学生はほんの一握り。大多数の学生は望んでもなかなか大学に行けないということを、われわれは考えなくてはいけない」と述べ、格差対策に一層取り組む考えをお伝えしました。