日々の活動(旧)

2015年03月13日

2015年3月10日(火) ドイツのメルケル首相と懇談

本日、ながつま昭は、岡田克也代表とともに、日本を訪れているドイツのアンゲラ・メルケル首相と都内でお会いしました。
メルケル首相は、歴史認識について「過去のことについて完全に決着をつけるのは不可能であり、時代時代で常に過去とは向き合っていかなければならない、戦後、ドイツは歴史と向き合うしか道はなく、アデナウアー首相の時代を経て、非常に難しい時代だったが、若い世代自ら歴史を問う動きも起こり、過去ときちんと向き合ってきた」と述べられました。
また、メルケル首相は、慰安婦の問題について、「東アジアの状況を考えると民主主義など価値を共有する隣国である日韓の関係は重要であり、慰安婦の問題はきちんと解決した方がいい」とも述べられました。
ドイツは戦後、フランスをはじめとする隣国との協調を進め、現在はEU統合の中心的な存在になっています。ドイツを参考に、我が国も隣国との信頼醸成に粘り強く取り組む必要があります。私はその先頭に立ってまいります。