※民主党ホームページより転記

　民主党は７日、第６４６回常任幹事会を国会内で開いた。

　岡田克也代表は冒頭のあいさつで、与党から安保関連法案の採決日程についての話が出てきていることについて、「まだまだ議論すればするほど論点が出てくるという状況で、何十時間やったからいいという話ではない。憲法解釈の変更を伴う極めて重要な話で、８割くらいの人が『説明は不十分だ』と言っているなかで採決などとんでもない。今週、来週と非常に緊迫した場面を迎えるが、全党一丸となってしっかりと対応していきたい」などと述べた。

　報告事項で枝野幸男幹事長は、維新の党と同日夕刻に幹事長・国会対策委員長会談を開いて「領域警備法案」の共同提出を正式に決める予定であること、与党が安保関連法案の７月中旬採決に言及していることなどから党幹部が緊急に全国各ブロックでキャンペーン活動を実施することなどを報告した。神本美恵子男女共同参画推進本部長は女性候補者発掘・育成のための「女性政治家養成スクール・セミナー」の全国１１ブロック開設に向けて党本部としてアドバイザリーボードの設置（７月上旬）、「キックオフ」セミナーの開催（８月下旬〜９月上旬）などの取り組みを行うと報告。黒岩宇洋青年委員長は第３回青年委員会全国大会・研修会を８月２３・２４の両日、広島市で開催すると報告した。

　協議事項で玄葉光一郎選挙対策委員長が次期参院通常選挙の公認内定候補者を新たに選挙区で２人、比例代表で１人を提案。８月２８日告示、９月６日投票の岩手県議会議員選挙で新たに公認・推薦候補者３人を提案した。いずれも協議のうえ了承された。