日々の活動(旧)

2016年02月16日

2016年2月16日(火)【東京】長妻代表代行、高校と企業が協力する「長期就業訓練制度」を視察

 長妻昭代表代行は16日、共生社会創造本部の調査活動の一環として、東京都立六郷工科高校(佐々木哲校長)を訪問した。同校は、製造業の集積地である東京都大田区にあり、先進的な教育に取り組んでいるが、その1つの長期就業訓練制度「デュアルシステム」について説明を受けた。

 デュアルシステムは、学校と企業の2者(デュアル)が協力してものづくりの人材を育成する教育課程。生徒と企業をつなげ、生徒は学校での科目を履修すると同時に、主に大田区内の企業で学習として、長期職業訓練を受ける。その企業実習も卒業単位になる仕組みだ。職業訓練を受けた企業から、就職の内定を受けるケースも珍しくないという。

 長妻代表代行は学校側から説明を受け、「雇用のミスマッチをなくす、良い制度。お互い納得して仕事ができる。他の工業高校も、この制度をもっと取り入れるべきだ」と述べた。

 佐々木校長は、「真の専門性をつけるには、高校の3年では短い。更に2年の『専攻科』の設置が望まれる」と展望を語った。

 地元の東京都第4区総支部から、井戸まさえ支部長、田中健都議会議員、岡高志・もり愛・黒川仁大田区議会議員らも視察に参加した。