日々の活動(旧)

2016年03月27日

2016年3月27日(日)民進党結党大会を開催 政権交代可能な政治勢力結集へ向け発進

※ながつま昭は、民進党において、代表代行に就任いたしました。

 民進党は27日、新党結党大会を東京都内で開いた。
 
 大会冒頭、民進党結党宣言が読み上げられ、大会実行委員会事務局長の大串博志衆院議員から結党大会の開会が宣言された。続いて坂本祐之輔衆院議員、相原久美子参院議員を大会議長に推薦したいと提案があり、全会一致で了承された。

 坂本議長は、「本大会の代議員の過半数が受付を済ましている」として、大会の成立を宣言した。

 新党協議会を代表して、旧維新の党代表の松野頼久衆院議員が民進党結党への経過説明と、「規約」「綱領」「新代表選出」について提案した。

 松野衆院議員は、「本日午前中に維新の党の解散を決定した」と冒頭で報告。その上で新党結党への経緯について、「改革勢力を結集して、政権交代可能な一大勢力の結集を目指すとの大方針の下、民主党と維新の党の両代表は緊密に対話を重ねてきた。今年の1月に統一会派を結成し、2月26日に両代表間で3月中に新党を結成すると合意。新党協議会を設置し、綱領・政策チーム、党名チームで精力的に検討を行い、3月25日、両党代表は合併協議書への署名を経て本日の結党大会に至った」と説明した。

 綱領については、「自由」「共生」「未来への責任」を結党の理念とし、目指すものを「自由と民主主義に立脚した立憲主義を守る」「共生社会を作る」「未来への責任、改革を先送りしない」「人への投資で持続可能な経済成長を実現する」「国を守り、国際社会の平和と繁栄に貢献する」などとする提案を行った。

 規約については、「民主党、維新の党の規約をベースに検討し、より民主的で機能的な党運営を可能とするものになっている」と説明した。

 新党の代表については、「民主党の岡田克也代表の決断と尽力によるものが決定的に大きかったことを踏まえ、新党の代表には岡田克也氏に就任していただきたい」と提案した。

 松野衆院議員は提案説明後、「民主党の皆さんには、弱小政党ながら、党名を変えろ、解党して新党だなど、大変失礼なことを申し上げたことをおわびする。全ては政権を狙うために申し上げたこととお許しいただきたい」「新党結党に当たっては、岡田克也氏という政治家がいたからこそ今日にこぎつけた。今回近くで付き合わさせていただいて、本当に尊敬できる政治家だと確信した。岡田代表の下、参院選を戦い、国民の審判を仰ぎたい」と、民進党結党に当たっての思いを述べた。

 「綱領」「規約」「民進党新代表選出」についての新党協議会からの提案は、満場一致で採択された。